9/18 Startup Night「M&Aと成長戦略」を開催しました!
9月18日、StartupNightを開催しました。今回も熱意の高い参加者の皆様と、企業再生に熱意を注ぐ匠堂の登壇者の間で実り多い議論が交わされました。
好評を博した今回のイベントで使用したスライドは、匠堂の登壇者の皆様のご厚意によりコミュニティ向けに公開させていただけることになりました。次のリンクからご確認いただきます。
→ 9/18StartupNight登壇スライド(Google Drive)
今回はクローズドイベントとして開催のため、Potentialistコミュニティの中から最適な参加者20人に絞って招待させていただきました。予約者全員のご参加にも、心より御礼申し上げます。
今回のテーマは、”M&Aとグロース戦略”!
連結約1,000人の従業員数を誇り中小製造業の再生・活性化をミッションとする持株会社、株式会社匠堂のスポンサーにより開催いたしました!
匠堂のPoteProはこちら!
M&Aは、Mergers & Acquisitionsの略で、買収と合併を意味します。
M&Aが行われる理由は様々ですが、買い手の企業はM&Aで新たな会社を傘下に入れることで、グループの成長促進を期待できます。売り手の顧客基盤や、技術ノウハウを生かし、買い手の別の顧客層や経営ノウハウと組み合わせることでグループとしてのサービスをさらに成長させることができます。
また、買収された企業の株主であった創業者や、社員、投資家などは、その持ち分に応じて、現金や親会社の株式などを得ることができます。このため、買われる側、つまり売り手のスタートアップにとってのM&Aは、上場と並ぶ出口戦略(エグジット) です。
特にシリコンバレーでは、テック系スタートアップが、早い段階でテック系の大企業に買収されるエコシステムが存在しています。 例えば、Facebookは、これまでに77社の買収をしています。Instagramや、WhatsAppも同社に買われた77社のうちの一つでした。Instagramは、創業二年目の2012年の時点でそのポテンシャルが認められ、約1000億円でFacebookに買収されています。 他にもAppleは108社(Siri, Beats等)、Googleは236社(Youtube、Motorola(2年後にLenovoへ売却)等)、Microsoftは224社(LinkedIn, Skype, GitHub等)、Amazonは84社(Whole Foods, Twitch等)の買収をしています。
買収後にはグループ内で独立した経営を行う場合もあれば、グループ間で協力し、シナジー(相乗効果)を生もうとする場合もあります。 企業買収の理由には、単純な出口戦略としての場合だけでなく、株式公開買い付けによる一方的な買収、経営や後継者難に直面した企業の生存戦略など、さまざまです。そして、企業を買収することで資金や人材などの経営資源を投入し、企業価値を向上させてから将来的に売却を行う目的で買収する戦略もあります。匠堂は先行き不安な企業を買収し再建していく点では企業再生ファンドと同様の事業を行いますが、買収した企業を売却しないことを原則として、グループ内で成長することを目的としています。
今回のStartupNightは、最大20名の申請制クローズドミートアップとして、匠堂経営陣にお越しいただき、M&Aとグロース戦略について詳しく解説していただきました。ご参加ありがとうございました。
SPEAKERS
Venue
東京都品川区上大崎2丁目24-24番9号 アイケイビルディング 5階
<山手線/南北線 目黒駅より徒歩2分>