アルプは2018年8月設立の、法人向けクラウドソフトのスタートアップ。2019年10月、サブスクリプション・SaaSサービスの価格設定や契約管理、請求書の発行といった業務の管理ソフト「Scalebase」の正式提供を開始。Scalebaseは、商品管理・契約管理や請求オペレーションの自動化・効率化を行い、顧客や契約内容に応じて工数が多岐にわたるサブスクの運営コストを削減しながらビジネスの自由度を拡張していく。根底には「サブスクリプションビジネスに限らず、世の中のビジネスモデルの進化・複雑化にツールが追いついていない現状がある」という問題意識があり、Scalebaseはそのようなビジネスモデルの進化によるオペレーションの負を解決し、そのビジネスモデルに沿った収益最大化・可視化のツールとして、あらゆるビジネスモデルを表現できる動的なビジネスプラットフォームを目指している。
2019年3月にはシードラウンドでANRI、PKSHA SPARX アルゴリズムファンド、DNX Ventures、千葉功太郎氏、片桐孝憲氏(ピクシブ創業者)から1.5億円を調達。東洋経済「すごいベンチャー100」2019年の有望ベンチャーに採録された。